介護工事と一言で言っても、手すりをつける、洋式便器にする
段差をなくすスロープをつけるとありますが・・・。
ここのおうちは、部屋の中にトイレを増築されたケースです。
介護する側にも便利に、開口の大きくひらく、取っ手の握りやすい
引き戸、持ちやすい手すり・・・。　等々ありますが、家族の
思いやり、住みやすさ、暖かい空間。　介護だけを物事としてとらえず
がんばって生きてきた人を大事にしてあげる、そんな思いのこもった
ものとなりました。

↑開口部の大きな引き戸です。
取っ手も握りやすく大きなものを
つけています。

↑、壁は調湿効果のある珪藻土を使い
天井にも温かみのあるガマを張って
落ち着ける空間を演出しています。

↑腰から下は木を張っています。
水が散っても掃除しやすいようにニスを塗っています。
手すりは、大事なお体の支えになってくれるはずです。

↑ちょっとした段差でも足が引っかかります
スロープをつけることで楽に動きがとれるようになります。